AzureはAWSに次ぐのシェアNo.2のパブリッククラウドで、近年そのシェア率は上昇しています。実際に開発案件の中でもAzureが選定される機会が増えています。
本記事では、Azure初心者が学習を進める上でおすすめのAzure入門書を5冊ご紹介します。
実際に私自身も今回紹介する入門書を参考にしながら勉強し、Azureの基礎を身につけることができ、Azureを使用した案件にもアサインさせてもらうことができました。
これから紹介する入門書は、Auzreだけでなく、パブリッククラウドを初めて学ぶ人にもおすすめなので、ぜひ読んでみてください。
Azure初心者におすすめの入門書①:Microsoft Azure実践ガイド impress top gearシリーズ
最初にご紹介する入門書は「Microsoft Azure実践ガイド impress top gearシリーズ
Microsoft Azureの基本サービスである、仮想マシン、PaaS、ネットワーク、ストレージ、データベースを対象として、各種サービスの使い方、仕様、複数のサービスを組み合わせたシステム構築手法などを解説します。出典:Amazon内容紹介欄
企業システムでの活用を前提として、Azureの基本的なサービス使い方や構築方法が具体的に解説されています。図解も多く、実際に手を動かしながら理解できる構成になっているため、Azure初心者でも理解しやすいと思います。
また、AWSとのサービス比較をしてくれているので、AWSをある程度理解している方ならかなりスムーズにAzureの理解が深まるでしょう。
内容的には若干古い部分もありますが、Azureの基本的な部分のノウハウが十分に詰まっているので、おすすめの入門書です。
※0円で本書籍を読む方法
Amazon Kindle Unlimitedを使えば、この書籍を0円で読むことができます。
Amazon Kindle Unlimitedは30日間の無料体験ができるので、無料体験中に読んでみて、30日以内に解約すれば0円なので、とりあえず使ってみるのがおすすめです。
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- Azureの基本的なサービス使い方や構築方法を手を動かしながら学べる
- AWSを知っているとなお理解しやすい解説になっている
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Azure初心者におすすめの入門書②:Azure定番システム設計・実装・運用ガイド
2冊目に紹介する入門書は「Azure定番システム設計・実装・運用ガイド
Microsoft Azureは非常に数多くのさまざまなサービス(機能)を提供しています。実際にAzureを利用してシステムを設計・構築しようとしても、提供されているサービスの中から何をどのように選んだらよいか、悩んでしまった経験を持つ技術者のかたも多いでしょう。そのようなお悩みを解決できるのが本書です。出典:Amazon内容紹介欄
本書は、日本マイクロソフトのAzureサポートチームの現役サポートエンジニアの方々が、日々のサポート業務から得たノウハウをもとに執筆された本です。
サポートエンジニアのノウハウが詰め込まれているだけあって、今回紹介する入門書の中でもAzureについて最も詳しく解説されていると感じました。
特にAzureを使った開発案件で多くみられるオンプレミスからAzureへの移行方法がシナリオ形式で解説されているので、かなり実践的な書籍になっています。
Azureの様々なプラクティスが学べるので、初心者だけでなく、中級者以上の方にもおすすめの一冊です。
- Azureサポートエンジニアのノウハウが詰め込まれている
- オンプレミスからAzureへの移行方法についても学ぶことができる
- シナリオごとにAuzreのベストプラクティスを学ぶことができる
Azure初心者におすすめの入門書③:速習Azure Administrator
三冊目に紹介する入門書は「速習Azure Administrator
本書は、「AZ-104: Microsoft Azure Administrator」の受験対策本です。AZ-104は、6ヵ月程度の実務経験を持つ、Azure管理者向けの試験です。実際の設定方法や、基本的な考え方を豊富な図表を用いて解説します。試験範囲を短期間で学習でき、最新のラボ形式に対応した演習を行うことができます。出典:Amazon内容紹介欄
Azure認定資格であるAZ-104: Microsoft Azure Administrator向けの受験対策本ですが、Azure管理者として必要なサービスの構築方法・設定方法が具体的な手順とともに解説されています。
AZ-104対策用に参考にしましたが、Azureを使用する上で必要なサービスが網羅されており、それぞれに分かりやすい手順も解説されているので、初心者でもかなり参考になると感じました。個人的には今回紹介する入門書の中で一番おすすめです。
- AZ-104向けの対策本だが、Azure初心者にも参考になる
- Azureで使用する上で必要なサービスが網羅されている
- サービスの具体的な構築方法・設定方法の手順が解説されている
Azure初心者におすすめの入門書④:合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集
4冊目に紹介する入門書は「合格対策 Microsoft認定 AZ-900:Microsoft Azure Fundamentalsテキスト&問題集
Microsoft認定試験「AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals」の対策書です。「AZ-900」は入門レベルの試験であり、どなたでも受験できます。本書では、試験対策の講師として豊富な知識と経験を持つ著者が、重要ポイントを丁寧に解説しています。本書の構成は、次のように非常にシンプルです。出典:Amazon内容紹介欄
本書は、Azure認定資格であるAZ-900 Microsoft Azure Fundamentalsの対策本です。AZ-900はAzureを始める方がまず目指す資格ということで、Azureについての基本的な部分をメインに解説されているので、Azureを触ったことのない方だけでなく、クラウドについて知らない方はまず初めにこれを読むのをおすすめします。
- 初心者がまず初めに目指すAzure認定資格の対策本
- Azureだけでなく、一般的なクラウドの概念についても学ぶことができる
- クラウドについて知らない方は特におすすめ
Azure初心者におすすめの入門書⑤:Azureテクノロジ入門 2019
最後に紹介する入門書は「Azureテクノロジ入門 2019
Azureの全体像がよくわかると大好評の『Azureテクノロジ入門』に、最新版が登場! 今回の改訂では旧版発行後の最新情報を反映させただけでなく、IoT、AI(人工知能)、ML(機械学習)、データ分析、コンテナーといった、注目の分野の情報、開発者向けの情報を拡充しました。Azure初心者のすべての技術者の皆様に、Azureを知るための「はじめの一歩」としてお勧めします。出典:Amazon内容紹介欄
本書では、Azure初心者に向けて「Azureでどんなことができるのか」、「Azureを学ぶ上でどこから学習していけばよいか」という視点で解説されており、Azureについて体系的に学ぶことができます。
それに合わせて、引用文にも記載されている通り、IoT、AI(人工知能)、ML(機械学習)、データ分析、コンテナーといった最新技術にも触れられているので、内容がかなり充実しています。
また、数あるAzureサービスの中からサービスを選ぶ際の観点なども豊富に記載されているので、この一冊だけでAzureの基礎が身につくでしょう。
- Azureについて初心者目線で解説されている
- 最新技術を用いたAzureサービスについても学ぶことができる
- Azureサービスの選定観点も身につけることができる
Azure初心者におすすめの入門書:まとめ
今回はAzure初心者向けにおすすめの入門書を5冊紹介していきました。
これら5冊はどれも良書なので、あなたが気になった1冊を手に取って学習していくことをおすすめします。
Azureを理解するポイントとしては、実際に手を動かすことです。
Azureのアカウントは無料で作ることができますし、サービスも無料利用枠などもあるので、上手く使いこなして学習を進めていきましょう。