AWSのサービスは200近くあり、初心者の方はどれからまず覚えればよいか悩むと思います。
本記事では、AWS上にシステムを構築する上でこれだけは覚えておけ!というデータベースサービスを厳選して5つ紹介します。
- Amazon RDS
- Amazon Aurora
- Amazon Redshift
- Amazon ElastiCache
- Amazon DynamoDB
これら5つは、
[jin_icon_checkcircle color="#e9546b" size="18px"]AWSを使ったシステム開発に携わった際に必ずと言っていいほど使用されるサービス
[jin_icon_checkcircle color="#e9546b" size="18px"]AWS認定資格であるソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験範囲
なので、しっかり覚えておきましょう。
他のサービスについてはこちらの記事で解説しています。
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス①:Amazon RDS
参考>RDS紹介資料
Amazon RDSは、AWSが提供するフルマネージドなリレーショナルデータベースサービスです。
MySQL/PostgresSQL/Oracle DB/SQL Serverに対応
数クリックで構築可能
バックアップやフェールオーバーは自動で行われる
低コスト、従量課金
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]インスタンプタイプに応じて変わる
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]Oracle DB/SQL Serverはライセンスの時間課金
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]ストレージは利用料に応じて変わる
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス②:Amazon Aurora
参考>Aurora紹介資料
Amazon Aurora は、MySQL および PostgreSQL と互換性のある、クラウド向けのリレーショナルデータベースサービスです。
商用データベースと同等のパフォーマンスと可用性を10 分の 1 のコストで実現することができます。
MySQL/PostgreSQLとの互換性
高い堅牢性/可用性
RDSを使った完全マネージド型サービス
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]インスタンスタイプによる
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]使用したディスク容量
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]バックアップストレージ容量
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス③:Amazon Redshift
参考>Resdhift紹介資料
Amazon Redshiftは、高速・スケーラブルで費用対効果の高いデータウェアハウス及びデータレイク分析マネージドサービスです。
データウェアハウスとは、様々なものからデータを収集・統合・蓄積し、分析するために保管しておくシステムのことです。
RDBMSと違い、一括でデータを書き込み分析するために大量データを読み出す処理に向いています。
世界で最も高速なクラウドデータウェアハウス
数百ギガバイトのデータから開始して、ペタバイト以上まで拡張可能
従来のデータウェアハウスソリューションよりも低コスト
カラム型データベース
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]オンデマンドとリザーブドインスタンスで選択可能
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]$0.25/時間から利用可能
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス④:Amazon ElastiCache
Amazon ElastiCacheは、メモリ内にデータを格納するメモリキャッシュサービスです。
デプロイ・運用・スケーリングが容易
MemcachedとRedisのプロトコルに準拠
キャッシュノードタイプとキャッシュサイズが複数用意されている
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]オンデマンドキャッシュノードとリザーブドキャッシュノードで選択可能
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]オンデマンドキャッシュノードはタイプによって課金
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]リザーブドキャッシュノードは前払いで1年間または3年間ノードを予約することができる
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス⑤:Amazon DynamoDB
参考>DynamoDB紹介資料
Amazon DynamoDBは、AWSが提供するNoSQLデータベースサービスです。
高い信頼性、スケーラビリティ、低レイテンシーで安定した性能を兼ね備えています。
NoSQLとは、Not only SQLの略で、RDBMS以外のデータベースシステムを表す際に使用され、SQL言語を使用しなくてもデータベースを使用することができます。
完全マネージド型NoSQLデータベースサービス
高可用性:複数のデータセンターにデータがレプリケーションされる
ストレージの容量制限がない
運用管理必要なし:ユーザは必要なスループットを決めるだけで利用可能
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]スループットキャパシティ:書き込み$0.00742/10ユニット/時間、読み込み$0.00742/50ユニット/時間
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]ストレージ:$0.285/GB
AWS初心者が覚えておきたいデータベースサービス:まとめ
- Amazon RDS
- Amazon Aurora
- Amazon Redshift
- Amazon ElastiCache
- Amazon DynamoDB
今回は、初心者がまず覚えておきたいデータベースサービスを5つご紹介しました。
データベースはAWSアーキテクチャだけではなく、全てのシステムで欠かせないものなので、しっかり覚えておきましょう。
各AWSサービスについてさらに詳しく知りたい方は、AWSサービス別資料(通称Black Belt)を読むといいです。
今回紹介したサービスを覚えたら、次はマネジメントサービスについて学習していきましょう。