AWSのサービスは200近くあり、初心者の方はどれからまず覚えればよいか悩むと思います。
本記事では、AWS上にシステムを構築する上でこれだけは覚えておけ!というストレージサービスを厳選して4つご紹介します。
- Amazon S3
- Amazon EBS
- Amazon EFS
- AWS Snowball
これら4つは、
[jin_icon_checkcircle color="#e9546b" size="18px"]AWSを使ったシステム開発に携わった際に必ずと言っていいほど使用されるサービス(AWS Snowballは除く)
[jin_icon_checkcircle color="#e9546b" size="18px"]AWS認定資格であるソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験範囲
なので、ぜひ参考にしてみてください。
他のサービスについてはこちらの記事で解説しています。
AWS初心者が覚えておきたいストレージサービス①:Amazon S3
参考>S3紹介資料
Amazon S3は、AWSが提供するオブジェクトストレージサービスです。
正式名称は、Amazon Simple Storage Service。
安全性とコストを重視したアーカイブ向けストレージであるAmazon S3 Glacierというサービスもあり、ライフサイクルも容易です。
高い耐久性(99.999999999%)
容量無制限
利用した分のみ課金
データ容量に依存しない性能
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]データの格納容量
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]データ転送量
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]APIのリクエスト数
AWS初心者が覚えておきたいストレージサービス②:Amazon EBS
参考>EBS紹介資料
Amazon EBSは、EC2インスタンスにアタッチして使用するブロックレベルのストレージサービスです。正式名称は、Amazon Elastic Block Store。
OSやアプリケーション、データの置き場所など様々な用途で利用させる
高可用性(99.999%)
高耐久のバックアップ機能(Snapshot)を提供
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]ボリュームタイプに応じた料金
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]Snapshotデータ容量
AWS初心者が覚えておきたいストレージサービス③:Amazon EFS
参考>EFS紹介資料
Amazon EFSは、NFSアクセスを提供する分散ストレージです。
正式名称は、Amazon Elastic File Systemで、ファイル共有を提供するサービスです。
NFSとは、LinuxなどのUNIX系のOSで利用されるファイル共有システムです。
NFS v4.0でアクセス
アクセスはファイル単位
複数のAZにある複数のEC2インスタンスから同時アクセスができる
複数のAZに冗長化して保存される
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]保存しているファイルの合計容量によって課金される
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]1ヶ月あたり$0.36/GB(東京リージョンの場合)
AWS初心者が覚えておきたいストレージサービス④:AWS Snowball
参考>Snowball紹介資料
AWS Snowballは、「ハードウェアアプライアンス」を利用してオンプレミス-クラウド間の大量データ移行を行うサービスです。
オンプレミス-クラウド間の回線に依存しないデータ転送を実現
50TB(US only)/80TBの容量を持つ物理アプライアンスを配送
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]最初の10日間:$250+送料、
[jin_icon_pencil color="#0000FF" size="18px"]11日目以降:$15/日
AWS初心者が覚えておきたいストレージサービス:まとめ
- Amazon S3
- Amazon EBS
- Amazon EFS
- AWS Snowball
今回は、初心者がまず覚えておきたいストレージサービスを4つご紹介しました。
ストレージサービスはAWSアーキテクチャには欠かせないものなので、しっかり覚えておきましょう。
各AWSサービスについてさらに詳しく知りたい方は、AWSサービス別資料(通称Black Belt)を読むといいです。
今回紹介したサービスを覚えたら、次はデータベースサービスについて学習していきましょう。