クラウド

【今さら聞けない】クラウドとは?初心者が押さえておきたいポイントを解説

今やクラウドは世の中に浸透していますが、クラウドってそもそも何?という方は多いのではないでしょうか。

今ではITエンジニアとしてクラウド用いたシステム開発をしている私ですが、最初はクラウドについて理解するのに苦労しました。

今回はその経験から、IT初心者が押さえておきたいポイントを交えながらクラウドについて解説していきます。

 

▼この記事を読んで分かること

・クラウドについての概要

・初心者がクラウドを学ぶ上で押さえておきたいポイント

 

クラウドとは?

クラウドとは、クラウドコンピューティングの略で、インターネットを介して、ネットワーク、ストレージ、サーバ、アプリケーションなどのサービスを提供する利用形態のことです。

身近な例としては、Gmail、GoogleDrive、iCloudなどが挙げられます。

Aさん
Aさん
普段使っているサービスもクラウドサービスなんだね

提供されているクラウドサービスは、他にもたくさんありますが、基本的には“インターネットを介して提供されている”と覚えておきましょう。

なぜ雲(クラウド)なのか

諸説ありますが、ITエンジニアがシステムの設計図を描く際にインターネットを雲で表現することが多いです。インターネットを介するサービス、インターネットの向こう側のシステムから提供されるサービスという意味で“クラウド”と呼ばれてます。

 

クラウドサービスの提供内容

クラウドサービスは主にIaaS、PaaS、SaaSといった異なる3つの提供内容に分けられます。

①IaaS

IaaSは「Infrastructure as a Service」の略で、「イアース」または「アイアース」と呼ばれます。サーバやネットワークなど、いわゆるシステムのインフラをインターネット経由で提供する形態です。サーバのスペックなどをユーザが自分で好きなように選ぶことができます。

②PaaS

PaaSは「Platform as a Service」の略で、「パース」と呼ばれます。OSやミドルウェアといった、システムのプラットフォームをインターネット経由で提供する形態です。「アプリケーションを開発したい!動かしたい!けど実行する環境がない・・・」というときにこのPaaSが使われます。

③SaaS

SaaSは「Software as a Service」の略で、「サース」と呼ばれます。ソフトウェア(アプリケーション)をインターネット経由で提供する形態です。これはGmail、Google Drive、iCloudなど、皆さんがよく使うものなので、イメージが湧くのではないでしょうか。

IaaSシステムインフラを提供

PaaSシステムの実行環境を提供

SaaSソフトウェア(アプリケーション)を提供

これら3つはクラウドを理解する上で大切なものなので、それぞれの違いや特徴は覚えておきましょう。

 

クラウドサービスの形態

また、クラウドサービスは提供する対象によっても分類することができます。

①パブリッククラウド

パブリッククラウドとは、対象者を限らず、不特定多数のユーザに提供されるサービスです。要は、申し込めば誰でも使えますよ!というクラウドサービスですね。

Amazon Web Service(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)はパブリッククラウドです。

パブリッククラウドについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

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②プライベートクラウド

プライベートクラウドとは、特定の企業や個人だけに提供されるクラウドサービスです。パブリッククラウドとは異なり、限られたユーザだけが利用できるので、よりセキュアな環境を構築することができます。

パブリッククラウド不特定多数のユーザが対象

プライベートクラウド特定のユーザが対象

 

クラウドのメリット・デメリット

クラウドのメリット

①コストを抑えられる

クラウドサービスは、ユーザが必要なものを必要な時に必要な分だけ利用できるので、コストを最低限に抑えることが可能です。

②メンテナンスがいらない

本的にメンテナンスはクラウドサービス提供者が行うので、ユーザが気にすることはありません。システムを維持するのにもコストが掛かるので、その点でいうと上の「コストを抑えられる」にもつながってきます。

クラウドのデメリット

 ①カスタマイズに制限がある

クラウドサービスを利用してシステムを構築する際は、提供者のサービスメニューの中から選ばなくてはなりません。サービスメニューに限りがある場合は、カスタマイズしたくてもできない場合があります。

②セキュリティ

クラウドサービス提供者側で何かあった際に、自分がクラウドに預けていた重要な情報が漏れてしまう可能性があります。あくまで可能性の話で、そのようなことは実際ほとんどありませんが、そのようなリスクもあるということを理解しておかないといけませんね。

 

初心者がクラウドについてさらに知りたい場合は?

クラウドについてさらに詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。

クラウドを理解するには幅広い知識が必要ですが、IT初心者だとなかなか理解するのに苦労すると思います。

この書籍では、クラウドの基本的な部分について、図を用いて初心者でも分かりやすく解説されています。私もこの書籍でまずはクラウドについて勉強し、理解を深めることができたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

今回はクラウドについて主に以下の4つを解説していきました。

・クラウドの概念

・クラウドの提供内容

・クラウドのサービス形態

・クラウドのメリット・デメリット

現在、世の中のシステムはクラウドにシフトしているので、今後、ますますクラウドの需要が高まってきます。今のうちからクラウドについて理解しておき、上手くクラウドを利用していきましょう。