【一発合格】LinuC101(LPIC101)を取得するための勉強方法【3ステップで解説します】

今回はLinux技術者認定試験であるLinuC101を取得するための勉強方法を解説していきます。

Linux初心者だった私が、約1ヶ月半勉強し、一発合格した際の勉強方法です。

受験を希望している方、LinuCについて気になっている方だけでなくLPIC101の取得を目指している方にも参考になると思うので、これからノウハウを伝授していきます。
この記事を読んで分かること

LinuC・LPIC101の合格方法(資格取得に向けた勉強方法)

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目次

LinuC101について

LinuC101とは?

Linux技術者認定試験であるLinuCレベル1に認定されるために必要な試験です。このLinuC101とLinuC102の両方に合格するとLinuCレベル1に認定されます。

LinuCレベル1は、「Linuxシステムの構築・運用・管理の専門家」を認定する資格です。LinuCレベル1に認定されると以下の技術的スキルを取得していると証明できます。

・実務で必要なLinuxの基本操作とシステム管理が行える。

・Linuxサーバー環境の構築・運用・保守をするための必要な操作とシステム管理ができる。

・Linuxディストリビューションを利用するために必要な知識がある。

・基礎的なLinux操作について、知らないところ及び覚えないといけないところを確認し、習得できる。

(出典:LinuCレベル1 試験概要)

出題範囲

LinuC101の出題範囲は大きく分けると次の4つになります。

主題101:システムアーキテクチャ

主題102:Linuxのインストールとパッケージの管理

主題103:GNUとUnixのコマンド

主題104:デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準

 

試験概要

試験概要は次の通りです。

受験料\15,000(税別)
試験時間90分
問題数約60問
最高スコア(満点)800点
最低合格スコア520点(約65%)

Linuxの概念や基本的な操作方法・コマンドが問われます。

テストセンターで受験することができ、合否も試験終了時に分かります。

申し込みはこちらから。

 

受験前の経歴と勉強実績

受験前の私の経歴・スキルは以下の通りです。

・インフラエンジニア歴半年(サーバエンジニア)

・基本情報技術者保持

・Linuxは業務の中で少し触れている程度

インフラエンジニア(サーバエンジニア)としてのスキルアップ、LinuxというOSについて興味を持ち、受験しました。

結果、勉強期間は約1.5ヶ月で合格することができました。

 

勉強方法

勉強方法を3ステップで解説していきます。

ステップ①:Linux環境構築

Linux環境を用いて実際にコマンド操作しながら勉強することが、理解する上で一番効率が良いと思ったので、まず最初にLinux環境を構築しました。

Linux環境の構築方法はいくつかありますが、私はVirtualBoxを用いて仮想マシンにCentOSをインストールしました。

構築の詳細な手順は、この記事から見ることができます。


次に紹介する参考書や問題集で出てきたコマンドなどを構築したLinux環境でコマンドを入力しながら学んでいきました。

この手順は飛ばしても大丈夫ですが、実務で活かせるようになりたい!と思うのなら構築して触ってみるのがおすすめです。

LinuC101はコマンド+オプション問題が多数出題されます。

コマンド・オプションをただ暗記していくのは辛いので、

実際にLinux上で打ち込んでみて勉強すると理解度が向上すると感じました。

 

ステップ②:参考書でインプット

まず、Linux初心者ということでLinuxの概念などを学ぶために「1週間でLPICの基礎が学べる本」を読みました。

1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 (1週間シリーズ)

Linuxの資格として広く知られているLPICですが、あまり知識の無いまま試験対策を始める人も多いのではないでしょうか。しかし、試験対策書は試験範囲についてのみ解説しているものが多く、初心者が理解するのは困難です。本書は、初心者がスムーズに試験対策を行えるよう、事前に基礎固めを行うためのLinux入門書です。

Linuxについてをこの一冊で無理なく学べるので、基礎固めをしたい方にはおすすめです。逆に基礎が分かっている方は読まなくてもOKです。

次にLinux教科書という通称“あずき本”で試験の出題範囲を勉強していきました。

Linux教科書 LPICレベル1

LPIC(Linux技術者認定)は、世界共通のIT資格として非常に人気の高い資格です。中でもレベル1は、グローバルなITエンジニアへの登竜門と位置付けられます。そのレベル1試験がVersion4.0から5.0にバージョンアップされました

この試験対策本は、細かい部分まで詳細に記載されているので、Linuxを満遍なくマスターしたい方にはおすすめですが、Linux初心者にとっては難易度高めです。

なので、とりあえず試験範囲をある程度でいいから網羅したいという方は、「LPICイージス」というサイトで学ぶのが良いです。

LPICイージス

URL:https://www.infraeye.com/study/studyz4.html

無料のWebサイトですが、市販の参考書と遜色ないクオリティです。ただし、試験範囲を全て網羅しているというわけではないので、不足している部分はあずき本で補完するのがいいでしょう。

ステップ③:問題集でアウトプット

使用した問題集は2つあります。

まず1つ目は「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」という本です。

Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応

各問題にその問題の解説だけでなく関連した部分の解説も記載されているので、試験範囲を幅広くカバーしている問題集です。私はこの問題集を2~3周解いていきました。

2つ目は「Ping-t」というWebサイトです。

Ping-t

URL:https://ping-t.com/

500問以上の問題があり、選択問題だけでなく、実際にコマンドやパスを記述する“コマ問”があるので、かなり充実した問題集です。利用料金は、1ヶ月2,500円程ですが、LinuC101はこれらを無料で利用できるのでかなりおすすめです。

Ping-tで解ける問題は、実際の試験で出題される問題と遜色ないので、繰り返し解いて理解を深めましょう。

 

まとめ

合格への3ステップ


1.環境構築

2.参考書でインプット

3.問題集でアウトプット

という3手順を解説していきました。

この試験勉強を通して実践的な知識を身につけられたと思います。

LinuC101・102はインフラエンジニアとしての登竜門なので、Linux技術者としてスキルアップしたい方、興味ある方はぜひ受験してみてください。

LinuC101を取得したら、次はLinuC102取得を目指しましょう。

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