C言語は歴史が長く、プログラミング言語の源流のような存在だと言えます。汎用性に優れているので、OS開発からアプリケーションや組み込みシステムまで幅広く採用されています。参考書籍も充実していますが、その分だけ自分に合ったものを選ぶのが難しいと思います。
本記事では、C言語初心者の方が効率よく学習を進める上でおすすめの入門書を3冊ご紹介します。
実際に私自身も今回紹介する本を参考にしながら勉強し、C言語の基礎を習得することができました。これから紹介する本はプログラミングを初めて学ぶ人にもおすすめなので、ぜひ読んでみてください。
C言語初心者におすすめ入門書①:猫でもわかるC言語プログラミング 第3版
シリーズ累計35万部のロングセラー“猫でもわかるプログラミング”シリーズのC言語編です。
本書は、C言語やプログラミングそのものがまったく初めてという方を対象にした入門書です。コンピュータの動作の仕組みから始め、変数、関数、ポインタその他、C言語のプログラミングをひととおりマスターできるまで、やさしくわかりやすくレクチャーします。出典:Amazon内容紹介欄
C言語だけでなくコンピュータの根本的な仕組みも解説されているので、プログラミングやコンピュータについての基礎的な部分も学ぶことができます。
タイトルの通り猫でも分かるのでプログラミング初心者にもおすすめの一冊です。
C言語初心者におすすめ入門書②:スッキリわかるC言語入門
プログラミング言語の入門書で有名なスッキリシリーズからラインナップされているC言語入門書の一つです。
本書では、豊富な図解と対話をまじえた解説によって、わきあがる疑問を置き去りにせず、じっくり楽しく正確に難所を突破しながら、スッキリ理解できる構成となっています。さらに、C言語の背景にあるコンピュータの原理についても、仕組みやコツも含めて解説しており、初学者でも一歩ずつ着実にスキルアップが図れる一冊です。出典:Amazon内容紹介欄
登場人物が会話形式で学んでいく内容になっているため、初心者目線で図を用いた解説がされています。また、初心者がつまずきやすい部分やエラーなどの対処法などもしっかり解説されているので、挫折せずに学習を進めることができます。
“猫でも分かるC言語”と同様にコンピュータの原理についても学ぶことができるので、こちらもプログラミング初心者におすすめです。
C言語初心者におすすめ入門書➂:独習C 第4版
プログラミング教科書で有名な独習シリーズのC言語入門書です。
本書は全部で12の章に分かれており、順を追って進めていく形のチュートリアルとなっています。各章では1つずつ、Cに関する項目をテーマとして取り上げています。また、各章には次のようなコーナーがあり、理解を深めることができるよう工夫されています。出典:Amazon内容紹介欄
1.分かりやすい解説→2.理解が深まる例題→3.力試しの練習問題という3ステップで進んでいくので、着実にC言語の理解が深まります。
先ほど紹介した2冊よりは本自体が分厚く、内容では演習量が多いですが、この一冊で力がつくこと間違いなしです。
C言語初心者におすすめ入門書:まとめ
今回はC言語初心者向けに3冊の入門書を紹介していきました。C言語は世の中で使われているほぼすべてのプログラミング言語の祖先といわれているので、C言語を知っていると他のプログラミング言語の習得が容易になります。
私もC言語を学んだあとにJavaを学びましたが、構文などかなり似通った部分がたくさんあったので、理解しやすかったです。
ぜひC言語を学んでみてください。
プログラミン言語を学ぶ上では手を動かすことが大事なので、最初は本に記載されているサンプルコードでもいいので書きながら学習していきましょう。