インフラエンジニアもプログラミングを学ぶべきなのか?必要な理由と学習方法を解説!

  • インフラエンジニアにプログラミングは必要?
  • インフラエンジニアにプログラミングを学ばないといけないの?
  • 必要なのはどの言語?

インフラエンジニアの業務内容というと、サーバやネットワークの設計、構築、運用、保守などが主な仕事で、プログラミングスキルは必要がないというイメージがあるかもしれません。

 

しかし、最近ではインフラエンジニアにもプログラミングはスキルが求められる時代になってきています。

 

そこで本記事では、現役インフラエンジニアが、インフラエンジニアにプログラミングスキルが必要な理由と学習方法について解説していきます。

 

この記事を読めばインフラエンジニアとして、どのように時代の流れに合わせてスキルアップしていけば良いかがすぐに分かります。

3分ほどで読めるので、ぜひ最後まで読んでみて参考にしてみてください。

 

目次

そもそもインフラエンジニアとは

PCやスマートフォン、その他の機器の普及やIT技術の発展により、ITシステムは、より身近なものとなりました。

そんなITシステムですが、それらは単体で利用することができません。

全てITインフラの上に成り立っています。

ITインフラとは、様々なITサービスを配信する機能を担っているサーバやそれらの通信を実現するネットワークなどのシステムの土台を指します。

 

インフラエンジニアは、そんなシステムの土台であるITインフラの設計、構築、運用、保守を担う職種です。

プログラムを書くプログラマーと比較すると、一見地味な印象があると思われますが、ITインフラなくしてアプリケーションは動かないため、インフラエンジニアは非常に重要な仕事を担っているのです。

 

なぜインフラエンジニアもプログラミングスキルが必要なのか

従来のインフラエンジニアは、サーバの設定、ケーブル敷設、ラックへの機器の設置やOSのインストールなど、必ずしもプログラミングができなくても業務を行えていました。

もちろん、作業を効率化するためのシェルスクリプトを組む機会はありましたが、それでもプログラマーのように常に何行ものコードを書き続けることはありませんでした。

そんなインフラエンジニアの業務ですが、なぜプログラミング知識が求められるようになってきたのでしょうか。

その理由は主に以下の2つです。

■システムインフラのクラウド化

■フルスタックエンジニアの需要増

それぞれ解説していきます。

 

システムインフラのクラウド化

システムインフラのクラウド化というのが大きな理由の一つです。

AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービスによって、自社のデータセンターに設置したシステム(オンプレミス)から、クラウド環境にインフラを構築する企業が年々増加してきました。

クラウドを利用することで、インフラをコード化して管理するInfrastructure as Code(IaC)という考え方が出てきました。

これにより、プログラマーのように複雑なロジックを組む必要がありませんが、必要最低限のコードを読み書きできることが必要になりました。

フルスタックエンジニアの需要増

現在、ITエンジニアが不足している中で、より充実したスキルセットを持つフルスタックエンジニアの需要が高まっていることも挙げられます。

近年、ビジネスの変化が激しくなり、それに伴いシステム開発にもスピーディーさが求められるようになりました。

システムの設計、構築、試験、運用といった開発の全体を見渡せる人材はどの企業からも引く手あまたです。

インフラスキルにプラスして、プログラミングスキルを身につけることにより、転職における他のエンジニアとの差別化や自身のアピールポイントとなるでしょう。

 

クラウド時代のインフラエンジニアに求められるスキル

インフラエンジニアにプログラミングスキルが求められており、その理由の一つがクラウドであるという説明をしました。

では、具体的にどういった部分にプログラミングスキルが役に立つのか。

それは主に以下の3つです。

■IaC

■Docker

■サーバレス

 

IaC(Infrastructure as Code)

先ほども述べましたが、IaCとはInfrastructure as Codeの略であり、その名の通り、インフラをコード化する考え方です。

これまで手順書や設定ファイルに頼っていたインフラの構成管理をソースコードとして記述して定義します。

コードで定義するので、プログラミングスキルが役立つことは間違いないです。

IaCは、再現性の高さ、短時間での環境構築、動的な構成変更に対応できるといったメリットがあります。

詳細はこちらの記事で解説しております。

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Docker

コンテナ型の仮想化プラットフォームのDockerは、インフラの構成要素として主流になってきています。

Dockerは簡単に言うと、サーバを構成するすべての設定ファイルやソフト・パッケージなどを1つのDockerイメージというファイルにまとめておくことができるものです。

また、Dokerを管理するコンテナ管理ツールであるKubernetesもあわせてよく使われます。

これらの設定ファイルはコードで管理されているので、IaC同様プログラミングスキルが役に立つのです。

サーバレス

クラウドの考え方にサーバレスというものがあります。

クラウドサービスはクラウドベンダーが管理してくれているので、利用者はサーバの管理というものが不要です。

このように管理が不要なサービスを組み合わせて、インフラを構築していきますが、各サービスの連携でファンクションと呼ばれるプログラムを実行する必要があります。

そういったファンクショをプログラミングする必要があるため、クラウドを扱うインフラエンジニアにとってプログラミングスキルは必要となってくるのです。

 

インフラエンジニアが学ぶべきプログラミング言語

では、インフラエンジニアはどのプログラミング言語を学べばいいのでしょうか。

おすすめはPython、Ruby

結論ですが、“Python”“Ruby”がおすすめです。

Python

Pythonは初心者でも学びやすい言語で、業務の自動化などで用いられる機会が多いです。

AI、データマイニングなどの先進技術でも利用されているので、将来性も抜群です。

Pythonプログラマーの年収は平均575.1万円ということもあって、かなり人気のプログラミング言語です。

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Ruby

Rubyはまつもとひろゆき氏が開発したプログラミング言語で、こちらも業務の自動化で用いられることが多いです。

またWebサイト作成にも活用されており、シンプルなコードで見やすく、初心者でも学びやすい言語として知られています。

 

なぜPython、Rubyおすすめなのか

どちらもインフラ業務の自動化をするのに親和性が高いプログラミング言語だからです。

IaC、サーバレスと親和性が高い

先ほどの述べたクラウド時代に必要なスキルである、IaCやサーバレスを扱う上で、PythonとRubyはかなり役に立ちます。

IaCだとインフラをコード化しますが、その際にPythonとRubyはよく使われます。

また、サーバレス同士を連携させるファンクションでもPython、Rubyは使用されます。

クラウドを扱う上で、Python、Rubyはもはや必須のスキルになりつつあるのです。

初心者でも簡単に習得できる

Javaなど他の言語と比較すると、Python、Rubyは初心者でも学びやすい言語です。

あわせて、Python、Rubyはプログラミング言語の中で特に需要が高い言語です。

つまり、習得することができれば、Webエンジニアやフルスタックエンジニアといての仕事を切り開いていくことも可能です。

加えて、フリーランスエンジニアになれば、年収も爆上がりします。

Python、Rubyのフリーランスエンジニアであれば、実務経験数年で年収800~1000万は普通に目指せます。

 

このようにクラウドと親和性が高いだけでなく、自身の可能性も広げてくれるのが、PythonとRubyのようなプログラミング言語です。

 

おすすめの学習方法

Python、Rubyの学習方法ですが、最もおすすめなのはプログラミングスクールで学ぶことです。

なぜなら、最も短期間でその言語を習得することができるからです。

 

正直なところ、独学はあまりおすすめしません。

主な理由としては、効率が悪いからです。時間と労力がかかる上、挫折もしやすいです。

より実践的なスキルをサクッと習得したいのであれば、プログラミングスクールに通いましょう。

 

Python、Rubyが学べるおすすめのプログラミングスクールこちらです。

▼Pythonが学べるプログラミングスクール

>>Pythonが学べるプログラミングスクール「tech boost」の公式サイト

 

▼Rubyが学べるプログラミングスクール

>>Rubyが学べるプログラミングスクール「CodeCamp」の公式サイト

 

どちらもオンラインで、無料カウンセリングや無料体験もあるので、迷うならとりあえず自身で試してから、受講するかを決めるのが良いです。

 

それでも独学で学びたい人へ

独学が自分に合っているという方には、Udemyがおすすめです。

Udemy」はシリコンバレー発の世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。

Udemyで販売されている講座ですが、買い切り制なので、一度購入すれば、いつでも何回でも見ることができます。

 

プログラミングの独学で挫折しやすい主な理由としては、エラーが解決できないことです。

Webサイトや書籍だと記載されていないエラーが出てきた際に解消するのは難しいです。

その点、Udemyならその動画の講師の方に質問できる仕組みがあるので、気軽に聞くことができます。

 

教材自体の価格は、数千円~数万円と講座によって違いますが、定期的にセールが開催されるので、セール時に購入することをおすすめします。

セール中だと、数万円の講座が1000円~2000円程で購入することができるので。

また、全ての動画教材で30日以内の返金保証が用意されているので、実際に購入してみて思っていた内容と違っていた場合でも安心です。

 

▼Pythonの動画教材はこちら

>>UdemyでPythonの講座を探す

 

▼Rubyの動画教材はこちら

>>UdemyでRubyの講座を探す

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インフラ初心者がインフラエンジニアをこれから目指す場合

また、インフラ初心者・未経験者がこれからインフラエンジニアを目指す場合、まずはインフラ経験を積める企業へ転職し、実務経験を積みましょう。

インフラエンジニアの場合、未経験でも就職・転職できる企業も多いので、早めに行動するのがいいですよ。

 

今すぐ転職したい方は転職エージェントに登録!

今すぐに転職したい場合は、転職エージェントに登録しましょう。

IT業界に強いレバテックキャリアに相談すれば、希望に合った求人を無料で紹介してくれます。

コンサルタントは全員エンジニア経験ありなので、キャリアの相談にも乗ってくれて、なおかつ無料で相談できるので、気軽にお話を聞いてみると良いでしょう。

レバッテクキャリアに無料相談する

 

インフラスキルを身につけて就職したい場合は、GEEK JOBがおすすめ

インフラスキルを身につけて就職・転職したい場合は、インフラスキルを学べるスクールを活用するのが良いでしょう。

インフラ初心者で、就職・転職が目標なら、就職サポートが手厚いスクールで学習し、その後就職・転職を目指す方がおすすめです。

その方が、しっかりと基礎を学べてので、就職してからも安心ですよね。

 

就職サポートが充実していて、インフラのスキルが学べるという条件の中でもっとも最適なスクールはGEEK JOBです。

GEEK JOBは、転職エージェントとインフラ学習が一体となっているスクールです。

就職先の提携企業からお金をもらうビジネスモデルなので、受講者はなんと無料でサービスを利用することができます。

GEEK JOBには3つのコースがありますが、インフラを学びたいならスピード転職コースを選びましょう。

スピード転職コースでは、インフラエンジニアとして必要な知識やスキルを完全無料で、しかも最短1ヶ月で学ぶことができます。

転職成功率は97.8%で、紹介企業は500以上なので、インフラエンジニアになるなら、とりあえずこのGEEK JOBを選んでおけば間違いないでしょう。

 

そんな、GEEK JOBですが、無料の説明会・体験会があります。

 

まずは申し込んで実際にどんなものかを感じてみるのがいいと思います。

自分で体験してみないと分からないことが多いと思うので。

無料説明会・無料体験でもお金は一切かかりませんので、一度話を聞いてみてください。

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※無料体験はいつ終わるか分からないのでお早めに

 

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プログラミングを学んで、一歩先のインフラエンジニアになろう!

まとめです。

■インフラエンジニアもプログラミングを学ぶべき

■クラウドインフラにはプログラミングは必須

■インフラエンジニアにおすすめの言語はPythonとRuby

 

IT業界は目まぐるしく変わり、その変化は年々加速度的です。

それに対応するためにインフラエンジニアも新しい技術を習得しなければなりません。

 

そういった意味だと、インフラのスキルにプログラミングをかけ合わせれば、仕事の幅が格段に広がり、自身の市場価値も高くなります。

冒頭でも述べましたが、フルスタックエンジニアの需要も高まっているので、将来的なことを考えると、今から行動することが大切でしょう。

 

迷っている時間はもったいないです。

悩んでいる間に将来的にあなたが座る席を他の人に取られてしまいますよ。

時代の流れを読んで、未来の理想のキャリアに向けて行動していきましょう。

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