サーバという言葉は聞いたことはあるけど、どういうものか想像できないという方は多いと思います。私は業務でサーバ構築等を行っていますが、業務を行う前はサーバについて全然わかりませんでした。今回は初心者の方向けにサーバについて解説していきます。
この記事を読んで分かること
①サーバの概要
②サーバの一例
1.サーバとは
サーバとは、ネットワーク上でサービスや機能を提供するコンピュータのことです。コンピュータなので、皆さんが使用しているPCと仕組み自体は同じです。PCとサーバの大きく違うところは、以下です。
・PC:様々なミドルウェア、ソフトウェアを導入している
・サーバ:ある機能に特化したミドルウェア、ソフトウェアを導入している
私たちがPCを使用する際にはブラウザやexcelなど目的に応じて様々なツールなどを使用するため、様々なミドルウェア、ソフトウェアを導入しています。
サーバも同じような使用をする場合もありますが、基本的にはある機能に特化しています。
例えば、
・Webサーバ:Webページをクライアントに返す機能に特化したサーバ
・データベースサーバ:データベース機能に特化したサーバ
・メールサーバ:メール機能に特化したサーバ
などです。
なぜ、上記のようにある機能に特化したサーバにするのが主流なのかというと、サーバには安定性が求められるからです。
サーバは企業などがサービスを提供する際に使用されることが多いので、サーバが止まってしまったりするとそのサービスが提供できなくなってしまいます。機能ごとにサーバを作ることで、安定稼働率を高めています。
2.サーバの種類
サーバには様々な種類があります。ごく一部ですが、メジャーなものを紹介していきます。
Webサーバ
クライアントからのリクエストに対して、様々なコンテンツを提供するサーバです。皆さんがPC・スマホからインターネットを通じて見ているWebページ、画像などは、このWebサーバから提供されています。
データベースサーバ
簡単に言うとデータベース機能に特化したサーバです。データベースとは、規則正しく整理し、管理しているデータ群のことです。電話帳などもデータベースの一種です。
メールサーバ
メール機能を提供しているサーバです。受信したメール、送信したメールはこのメールサーバに保管されます。例えば、GmailはGoogleがメールサーバを準備し、提供しているので、皆さんがメール機能を使用できているのです。
3.まとめ
実は、サーバは皆さんが知らない・意識していないところで活躍していることがお分かりいただけたでしょうか。サーバについて初めて知った方は、少し難しいと思うかもしれません。しかし、パブリッククラウドなどを使用すると、簡単にサーバを作成・操作しながら勉強できたりしちゃいます。詳細を知りたい方は、下記の記事をどうぞ。興味を持った方は是非勉強してみてください。