- Linux学習をするにあたって、おすすめの入門書が知りたい
- 挫折しない入門書があればいいな
- 本当にスキルが身につく本はどれなんだろう
サーバーや開発環境など様々な用途で使用されるLinuxは、もはやエンジニアにとって必要不可欠なものであると言っても過言ではありません。
Linuxはプログラマーやインフラエンジニアなどに関わらず、ITエンジニアには必須スキルなのです。
そこで本記事では、Linux初心者が学習を進める上でおすすめのLinux入門書を5冊紹介します。
実際に私自身も今回紹介する本を参考にしながらLinuxを学習し、Linuxの基礎を習得することができました。
Linuxはコマンドで操作するのがメインになるので、コマンドを覚えればいいと思いがちですが、LinuxというOSの概念について理解しておかないと実務でスキルを活かすことができません。
これから紹介する本は、基礎的なコマンドだけでなくLinuxの概念及びITの基礎も学べる本なので、Linuxを初めて学ぶ人にもおすすめです。
この記事を読めば、あなたに合ったLinux入門書がきっと見つかりますよ。
※0円で学べるスクールという近道
Linuxだけでなく、インフラエンジニアとしての基礎的な部分を身につけるなら、独学よりもGEEK JOBで学んだ方が早いかもです。GEEK JOBでは無料体験があるので、これを使ってLinuxの基礎だけでなく、インフラエンジニアとして必要なスキルを学ぶのもありです。
>> GEEK JOBの無料体験はこちら
そもそもLinuxとは?
Linuxとは、OS(オペレーションシステム)の一種であり、サーバーや組込みシステムなど様々なシステムで使用されています。
OSとは、コンピュータを管理したり操作したりするソフトウェアのことです。
例.Windows、Mac OS、Android、iOSなど
Webシステムに必要なサーバであるWebサーバー、APサーバーやDBサーバーなどでは、Linuxが使用されるのが主流なので、インフラエンジニアに関わらず、プログラマーでサーバを扱う方にもLinuxは必須なスキルなのです。
Linux初心者におすすめの入門書5選①:新しいLinuxの教科書
まず最初に紹介する本は『新しいLinuxの教科書』です。
本書はLinuxの基礎からセキュリティまで、Webサーバーを運用するために身に付けるべき知識をまとめた書籍です。現在は多くの現場でLinuxによるWebサーバーの運用経験がエンジニアにも求められています。本書ではCentOS 7とさくらのVPS(バーチャルプライベートサーバー)を使用して、実際に手を動かしながらWebサーバーを構築・運用しますので、初心者でも安心して実践知識を習得することができます。出典:Amazon内容紹介欄
Linuxの基礎だけでなく、Linuxを使用したWebサーバーの構築・運用もあわせて解説されており、現場で使える知識が身につくようになっています。
前半ではLinuxの基本的なコマンドだけでなく、ネットワークの基礎的な部分も学ぶことができます。後半では、実用的なWebサーバーの構築の中でLinuxだけでなく、Apache、MariaDB、PHPなどを一通り学ぶことができるので、インフラエンジニアを目指している初心者にはおすすめの一冊です。
- Linuxだけでなくネットワークなどシステムインフラの基礎部分も学べる
- Webサーバーの構築から運用までインフラエンジニアとしての実用的な知識を習得することができる
Linux初心者におすすめの入門書5選②:1週間でLPICの基礎が学べる本
2冊目に紹介する本は、『1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 (1週間シリーズ)
Linuxの資格として広く知られているLPICですが、あまり知識の無いまま試験対策を始める人も多いのではないでしょうか。しかし、試験対策書は試験範囲についてのみ解説しているものが多く、初心者が理解するのは困難です。本書は、初心者がスムーズに試験対策を行えるよう、事前に基礎固めを行うためのLinux入門書です。試験情報や模擬問題も掲載しているので、資格取得を視野に入れた効率的な基礎学習が行えます。出典:Amazon内容紹介欄
本書はLIPC、LinuC試験対策本です。
LIPC、LinuCとはLinux技術者認定資格です。
この本は、LPICやLinuCの試験対策を行う前段階であるLinuxの基礎中の基礎に焦点を絞って、学習できるような内容になっています。まったくLinuxに触れたことがない方でもたった1週間で学習できる構成になっているので、初心者でも挫折せずに学び続けられるおすすめの入門書と言ってよいでしょう。
私がLinuC101取得に向けた勉強で、まず最初にこの本を読みました。LinuxというOSの概念についてをITに全く触れていない人でも分かりやすく解説されていて、内容がすっと頭に入ってきました。
私がLinuC101を取得した際に行った勉強方法はこちら。
>>【一発合格】LinuC101(LPIC101)を取得するための勉強方法【3ステップで解説します】
- まったくLinuxに触れたことがない人は特におすすめ
- 1週間で学ぶことができる
- Linux認定資格取得も視野に入れることができる
Linux初心者におすすめの入門書5選③:LPIC教科書 LPICレベル1
3冊目に紹介する本は、『LPIC教科書 LPICレベル1
LPI-incの認定テキストとして出題範囲を万遍なくかつ分かりやすく解説するとともに、
- 「101試験」「102試験」の2試験に対応
- 章ごとに学習内容を確認するための練習問題を収録
- 本試験に向けての腕試しとして「101」「102」の模擬試験を各1回分収録
- Linux実習環境を翔泳社Webサイトからダウンロード可
といった特長を持ち、LPIC試験の対策書として、またLinuxの学習書としても有用な1冊です。出典:Amazon内容紹介欄
こちらもLPIC、LinuC試験対策本になります。なぜこちらを紹介するかというと、Linuxの知識に関して体系的にまとまっており、資格勉強だけでなく、Linux学習としても良書だからです。
例題の後にしっかりとした解説が記載されているため、ただ問題をこなすというよりはしっかりとLinuxの内容も学んでいくことができる構成になっています。
先ほど紹介した『1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 (1週間シリーズ)
- Linuxに関して体系的に学ぶことができる
- Linux認定資格取得も視野に入れることができる
Linux初心者におすすめの入門書5選④:入門者のLinux
4冊目に紹介する本は、『入門者のLinux 素朴な疑問を解消しながら学ぶ (ブルーバックス)
本書は、Linuxを学ぼうとする人の多くが知りたいと思う「Linuxってどういうものなのだろか」を主なテーマに書かれたものです。
「進学や就職などの事情で、Linuxを使わねばならなくなった!」
「Raspberry PiでLinux系のOSを使い始め、コマンド操作に興味を持った!」
「WindowsやMacはある程度使えているから、今度はLinuxも使えるようになりたい!」
といった方々が、「Linuxらしい使い方」を心地よく理解できるように構成されています。参考出典:Amazon内容紹介欄
本書では、Linuxを使ったシステム開発やシステム運用を始めるにあたり、そもそもLinuxとは何かということが解説されています。Linuxを使用する際の基本的な考え方を身につけることができるので、これから学んでいこうと考えている方はぜひ手に取ってほしい入門書です。
- 初心者が知っておくべきLinuxの基礎が体系的に分かる
- 初心者向けの構成なので挫折しにくい
Linux初心者におすすめの入門書5選⑤:ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド
最後に紹介する本は、『ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド 動かしながら学ぶWebサーバーの作り方
本書はLinuxの基礎からセキュリティまで、Webサーバーを運用するために身に付けるべき知識をまとめた書籍です。現在は多くの現場でLinuxによるWebサーバーの運用経験がエンジニアにも求められています。本出典:Amazon内容紹介欄
本書では、CentOS7とさくらのVPSを利用して実際に手を動かしながらWebサーバーの構築および運用を行うので、Linuxの基礎的な知識だけでなく実践的なスキルをハンズオン形式身につけることができます。
また、最終的にはDockerでコンテナの作成まで習得できるため、Linuxとともに使用する最新技術スキルの習得も期待できます。
- Linuxの基礎から実践的なスキルを学ぶことができる
- Linuxだけでなくそれを活用する最新技術も学ぶことができる
自分に合ったLinux入門書を選ぶ方法3つ
ここまでおすすめのLinux入門書を5つ紹介していきました。
しかし、どの本を選べばいいのかわからない方もいるでしょう。
ここでは、自分に合ったLinux入門書を選ぶ方法を3つ紹介していきます。
Linux入門書を選ぶ方法1:何を学びたいのかを明確にする
Linuxの勉強用に本を選ぶ場合、自分がLinuxの何を学びたいのかを明確にしましょう。
今回紹介した5つの入門書もそうですが、Linuxの本の中にも様々な種類があります。
なので、本を使ってLinuxを学ぶのであれば、Linuxのどのようなことを学びたいのか(Linuxの概念なのか、コマンドなのか、サーバ構築なのかなど)を明確にしてから、それに沿った本を選ぶと良いでしょう。
Linux入門書を選ぶ方法2:難易度を明確に決める
Linuxの勉強用に本を選ぶ場合、基礎編、応用編もしくは実践編のどれにするのか難易度を明確にしましょう。
参考書はほとんどの場合、初心者を対象に基礎について詳しく解説している基礎編、少し発展させた応用編、ある程度知識を持った中級車から上級者を対象にした実践編に分かれます。
今回紹介した本は、どれも初心者におすすめな入門書ですが、その中でも難易度の幅があるため、自分のレベルに合わせた本を選びましょう。
Linux入門書を選ぶ方法3:最後まで読み切れる内容かどうか
Linuxの勉強用に本を選ぶ場合、最後まで読み切れる内容かどうかをしっかり確認しましょう。
Linuxについて、どんなに詳細な内容が記載してあっても、途中で読むのをやめてしまっては意味がありません。
なので、自分が最後まできちんと読み切れるものを選べるように、何を学びたいのかと難易度は事前にしっかり決めておきましょう。
最短・確実にLinuxを身につけたければスクールに通うのもアリ
ここまで、Linux初心者におすすめの入門書について述べてきましたが、独学だと不明点を解消しづらいという問題があるのも事実です。
そういった不明点を解消したい場合や最短・確実にLinuxスキルを身につけたければスクールに通うのもアリです。
冒頭でも述べましたが、Linux学習におすすめのスクールはGEEK JOB
Linuxだけでなく、インフラエンジニアとしての基礎的な部分を体系的に身につけられるので、Linuxスキルを身につけてインフラエンジニアになっていきたいと考えている方は、受講するのが良いです。
まずは無料説明会・無料体験に申し込んで実際にどんなものかを感じてみるのがいいと思います。
自分で体験してみないと分からないことが多いと思うので。強引な勧誘などはないのでそこは安心して大丈夫です。
無料説明会・無料体験ではお金は一切かかりませんので、一度話を聞いてみてください。
\今すぐ登録したい方はこちら/
※無料体験はいつ終わるか分からないのでお早めに
Linux初心者におすすめの入門書5選:まとめ
今回はLinux初心者向けにおすすめの入門書を5冊紹介していきました。
Linux学習では実際に手を動かすことが大切です。
今回紹介した入門書はどれも良書なので、気になった1冊を手に取って学習してみることをおすすめします。あなたのLinux学習の助けに少しでもなれたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。