パブリッククラウドの利点とは【メリットとデメリットを解説します】

こんにちは、こもDです。

最近よくクラウドサービスを利用して、システム開発をしている企業などが増えてきています。実は、政府もクラウドサービスを利用することを推進しています↓↓

世はまさにクラウド時代ですね!

クラウドサービスにはいくつか種類がありますが、先日にAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトというAWSの資格を取ったということもあり、今回はパブリッククラウドを利用することのメリット・デメリットを解説していきます。

クラウドってなんなの?という方は、以前投稿した記事を見てみてください。

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目次

メリット

政府が推進しているのですから、クラウドサービスを使うメリットは様々です。今回は主な4つについて解説していきます。

①運用が楽

まず、オンプレミスと比べて運用が圧倒的に楽ということです。

オンプレミスとは簡単に言うと、サーバやソフトウェアを自分たちの敷地に機器を設置し、そこで運用することです。要はクラウドの逆で、従来のシステムですね。

つまり、自分たちの敷地内にサーバやソフトウェアが設置してあるということは、自分たちでそれらの面倒を見てあげなければなりません。

その反面、クラウドシステムを使用すると、サーバやソフトウェアはクラウドサービス提供者が行うため、ほとんど作業をしなくて済み、手間がかかりません。

その結果、人件費などのコストを大幅に削減することができます。

また、サーバなどを設置する敷地もいらないので、土地代や電気代も必要ありません。

 

②導入・構築が簡単

パブリッククラウドはサーバやネットワークなどをインターネット経由で、Webブラウザからポチポチすれば構築できてしまいます。

また、一度作成したシステムを変更、削除も簡単に行うことができます。

私はパブリッククラウドを使用してみて、この点が一番のメリットだと思います。

実際、インフラエンジニア初心者でネットワークの知識はほとんどない私でも、仕事でパブリッククラウドを利用したシステム基盤の開発案件に携わることができました。

 

③使用した分だけ払う従量課金制

パブリッククラウドは基本的に利用したら利用した分だけ払う「従量課金制」です。

なので、使っていないときはコストが発生しません。

繁忙期はサーバの台数を多くして、閑散期はサーバの台数を最小限にするなど、自分たちで柔軟に利用することができるので、コストの無駄遣いを回避できます。

 

④利用したいサービスを自由に選択できる

パブリッククラウドには様々なサービスがあり、その様々なサービスを組み合わせて利用していきます。(コンピューティング、データベース、ネットワーク、メール、DNS等々)

つまり、自分たちの使いたいサービスだけを組み合わせてシステムを構築することが可能なので、先ほどと同じように無駄なコストは発生せず、必要な時に必要な分だけ利用できます。

 

デメリット

クラウドを利用するメリットを上でご紹介しました。

「なんだよ、メリット尽くしだったら全部クラウドにすればいいじゃん!」と思いますが、そんなクラウドにもデメリットはあります。

 

①インターネットを使用しなければならない

基本的にパブリッククラウドはインターネット経由で使用するサービスなので、オンライン環境でないと使用できません。

また、インターネットを使用するということは、セキュリティ面にも十分注意しなければなりません。情報が漏洩したり、ウィルスに感染しないような対策をしっかりと検討し、実行していくことが必要です。

②完全にオリジナルな要件や仕様にすることができない

先ほど“利用したいサービスを自由に選択できる”というメリットについて触れましたが、それはあくまでもクラウドサービスにある様々なサービスを組み合わせられるということなので、そのクラウドサービス提供者が提供しているサービスに依存せざるを得ません

つまり、構築したいシステムが、クラウドサービス提供者が提供しているサービスを使用して構築できない可能性もあるということです。

 

 まとめ

パブリッククラウドサービスのメリット4つとデメリット2つを紹介していきました。クラウドを使用することで、最速&最小工数でシステムを構築できるようになりました。

また、システム構築の敷居も低くなっているので、個人で手軽にシステムを作ってサービスを提供するということも可能です。興味がある方は自分でシステムを作ってみてください。

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