国内のパブリッククラウドの市場は年々増加傾向にあり、世界に目を向けてもAmazon Web Services(以下AWS)を筆頭に急激な成長を見せています。
今回はそんな勢いのあるパブリッククラウドについて、主要なもの3つとそれぞれの特徴についてご紹介します。
クラウドについて知らない方は、上記の記事で解説しているので読んでみてください。
パブリッククラウド比較①:Amazon Web Services(AWS)
Amazonが提供するパブリッククラウドサービスで、世界20以上のリージョン、61のアベイラビリティーゾーンで運用されており、120以上ものサービスが提供されています。2004年からサービスが提供されており、シェアはNo.1です。
パブリッククラウドのデファクトスタンダードと言われており、コンピュートサービスやストレージサービスだけでなく、サーバレス、ビッグデータ分析、AI(人工知能)など幅広いサービスで有能な性能を誇るため、パブリッククラウドの導入検討の際は候補に入るはずです。
パブリッククラウド自体の市場規模が年々増加しているため、シェアNo.1であるAWSの利用率も増加しています。システムエンジニアやプログラマーにとって今後、AWSは必須スキルになる可能性が高いので、気になる方はぜひ学習してみてください。AWSには認定資格もあるため、ひとつの指標として資格取得を目指すのがおすすめです。
- 各国の規制やコンプライアンスに対応している高いセキュリティ
- 世界各国で運用されている安定したパフォーマンス
- 豊富なサービスによる高い柔軟性・拡張性
パブリッククラウド比較②:Microsoft Azure
Microsoftが提供するパブリッククラウドサービスで、世界54のリージョン、140ヵ国でサービスを提供しています。シェアはAWSに次いで2位ですが、成長率はパブリッククラウド市場の中でもTopなので、将来性が高いパブリッククラウドサービスと言えるでしょう。
Office365やWindowsなどMicrosoft製品との親和性が高いことが強みです。そして、Active Directoryとの連携に長けており、既にActive Directoryを導入している企業にとっては移行しやすいサービスです。
また、Azure Marketplaceに多種多様なアプリケーションが用意されているので、さまざまな機能拡張を容易に行うことができます。
- Microsoft製品との高い親和性・連携・スムーズな移行
- Azure Marketplaceに用意されている豊富なアプリケーション
- 金融、航空、電力などの特定の業界の問題解決に強みを発揮
パブリッククラウド比較③:Google Cloud Platform(GCP)
Googleが提供するパブリッククラウドサービスで、世界18のリージョン、55のゾーン、134か所のネットワークエッジロケーション、200以上の国と地域でサービスを提供しています。東京でのサービスは2016年から開始されており、現在は3つのゾーンがあります。
Google検索、Gmail、YoutubeなどGoogleなどの各種サービスを提供しているインフラと同等のものが利用できます。
また、Gmail、Googleカレンダーなどのクラウドサービスとの連携も可能です。
GCPはアプリケーションのスケールアウトを可能にするGoogle App Engineやビッグデータ解析を行うプラットフォームであるBigQuery、機械学習モデルを簡単に構築できるCloud Machine Learning EngineなどAWSやAzureにはない魅力的なサービスがあるので、それらも導入検討の際には押さえておきたいポイントです。
- Googleが提供してきたサービスと同等のインフラを利用できる
- アプリケーションの自動スケールアウトによる安定稼働、高い拡張性
- データ解析や機械学習などの先端サービスも利用できる
パブリッククラウド比較:まとめ
今回はパブリッククラウドサービスの代表的なもの3つをご紹介しました。
クラウドサービスの需要の高まりにより、これからはそのクラウドサービスをどう上手く使いこなしていけるかが求められてきます。それぞれのクラウドサービスの特徴を押さえ、より良いシステムを構築していきましょう。